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雨の日の登山、初心者は避けたほうが賢明です。

とはいえ、山の天候は変わりやすいもの。
急な悪天候に備えて、雨具を用意することは大切です。

天気がよくて暖かくても、
雨雲で日差しが遮られると、
急激に気温が下がります。

でこで冷たい雨にあたると、
急激に体温が低下してしまいます。


雨宿りできる場所が近くにあればよいですが、
登山中は何があるかわかりません。


初心者といえども、
雨具(レインウェア)は必須なのです。

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山の上では、雨と風を防ぐレインウェアがベストです。

つまり、体温の低下をできるだけ防ぐことが大切です。

雨に濡れ風にあたることで、
急速に体温が奪われる可能性があります。


体温が奪われることで、
人間の体は体温を維持するために、
さらに体力を消耗することになります。


山を歩きながら、なおかつ体温を維持する。

これは思った以上に体力が低下し、
人間の判断力や集中力を損なう原因になります。


こうしたことを踏まえて、
レインウェアを選ぶとすれば、

1.多少高くても機能性に優れたモノ
2.防水性と透湿性を兼ね備えたモノ
3.自分好みのデザインのモノ

の3つのポイントで選ぶとよいでしょう。

1.多少高くても機能性に優れたモノ

という点ですが、

山登りは普段と違う動きをします。
また、雨降りに着用します。

これらを考えると、
いかに体力の消耗をおさえて、
動きやすく動作の妨げにならないか、
という機能面を重視する必要があります。

ほんのささいな違いですが、
登山中の疲れた体には、
このちょっとした違いがとてもこたえます。


そのため、軽くて、耐久性があって、
動きやすいレインウェアを選んで下さい。


このような製品は、
確かに高くつくものですが、

レインウェアに関しては、
多少高くても、本当によいものを選んで下さい。


次に

2.防水性と透湿性を兼ね備えたモノ

という点です。


雨天の登山で一番心配なのは、

濡れること

です。


もちろん、雨が降っているわけですから、
まったく濡れないわけにはいきません。

しかし、濡れるのを最小限に抑えることが大切です。

人間の体には、
体温を一定に保とうとする働きがあります。

体の表面が濡れて、風にあたることで、
どんどん体温が低下します。

これは、体の表面についた水分が、
空気に触れて蒸発する際に、
体の熱の奪う働きです。

暑い時に汗をかくのと同じです。

暑い時は、
もともと体温も上昇しているため、
汗をかいて体温を下げるのですが、

登山中は、体温が上がっているわけではありません。

むしろ、雨や風によって、
体温がどんどん低下してしまう恐れがあります。


そうすると、人間の体は、
体内の脂肪を燃焼させて、体温を維持するようにします。

実は、こうした働きは、
じわじわと体力を奪うことになります。

ですから、雨の時はできるだけ、濡らさないように
心がける必要があります。


レインウェアは、
防水加工で雨を通さないことが最低条件になります。
(雨を通してしまえば、雨具の意味がありませんが(笑))

それと同時に、【透湿性】が重要です。

透湿性とは、レインウェアと体の間にたまった蒸気を
放湿する機能のことです。


防水するだけだと、体温で温められたレインウェア内部の空気が、水蒸気になり、結局、体を濡らすことになってしまいます。

これを防ぐために、レインウェア内部の水蒸気は外に放出する
ことが重要になってきます。


こうした特質をもっている素材に

【ゴアテックス】

というものがあります。


耐水性と透湿性に優れた、
まさにレインウェアに最適な素材です。


最後に、

3.自分好みのデザインのモノ

という点です。


これは、機能面にまったく関係のないことですが、

しかも雨天の山登りの精神面での大切な
ポイントになります。


雨天の山登りは、
とても気が滅入るものです。


まして、せっかくオシャレでかわいい
山登りファッションで固めたのに、
ダサい雨カッパのような野暮ったいデザインでは、
足取りもさらに重たくなってしまいます。


雨だからこそ、
少し派手で目立つ色、
自分のシルエットがきれいに見えるような、
レインウェアを探してみてください。


機能面も大切ですが、
山登りは、精神面も重要な要素になってきます。

少しでも気持ちが切れないような、
装備やグッズ選びが大切です。

愛着が持てて、
装着するのが楽しくなるようなレインウェアを
見つけて下さい。

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